ジュビダームビスタ® ボリューマ XCとは？

主に、シワの改善、たるみの改善、顔のくぼみ(みぞ)の改善を目的に使用されています。
ボリューマXC・ボリフトXCのXCは、ExtraComfort『更なる快適』の略です。

痛みに配慮し、快適に注入できるよう、ボリューマXCのヒアルロン酸の中に予め麻酔液が入っています。

ボリューマXCは、日本国内のヒアルロン酸の中で唯一「シワとみぞ治療」の両方に効果があり厚生労働省から認可をえています。

自然な変化で、自分の理想とする顔に近づきたい。

そんな患者様の想いを叶えるヒアルロン酸注入材であるために、ジュビダームビスタ® ボリューマシリーズは独自のVYCROSS™技術を採用し、自然な仕上がりが長期間続く特性を導き出しました。 また、ヒアルロン酸注入材として国内で初めて承認を受けている製品です。

自然な仕上がりへ

なめらかで均質な材質、均一な押出し特性で、自然な仕上がりが期待出来ます。

治療効果が長期間継続

ジュビダームビスタ® ボリューマ XCシリーズは、凝集性の3Dマトリックス構造で酵素分解されにくく、個人差がありますが治療効果は2年程度続きます。

また、従来のヒアルロン酸と注入方法が違い、ジュビダームビスタ®シリーズのボリューマ XCと従来の製材とでは、顔のシワに対する注入方法が異なります。
ボリューマXCは、シワだけでなく、たるみにもアプローチしていきます。

ボリューマXCを注入することで、加齢が原因で生じる、骨格の損失・後退、筋肉の肥大・拘縮、皮下脂肪の減少・下垂、皮膚のシワ・たるみ等、立体的に顔が変化することによるお悩みの治療が可能になります。

ボリューマXC適応箇所

こめかみ

こめかみは、歳をとるにつれて凹み、陥没してきます。

凹みは、ボリューマXCをこめかみの骨膜上や皮下に注入し柱を作ることで、こめかみの皮膚を持ち上げ、たるみを引き上げます。

個人によって差があるため、30歳あたりから骨の生成が吸収と損失の割合を下回るため、ボリューマXCをこめかみの皮下に注入することで、骨が皮膚を支え、しわやたるみのお悩みを改善してくれます。

ボリューマXCはこめかみの凹み治療も同時にしてくれるので、しわたるみの改善も行えます。アップヘアを好む方などこめかみをだすヘアスタイルをする方に向いています。

皮膚が持ち上がるので、加齢で下がってしまった目尻をあげることも可能です。

額

額にボリューマXCを注入すると、額にボリュームを出してくれ、シワの改善を行い、綺麗な丸みを出してくれます。

1：額のシワの改善

加齢と共にできるひたいの長細いシワは、ボリューマXCを注入することで、額にボリュームが出て、皮膚が持ち上がりシワの改善を行います。

2：額の中央部分の丸みの形成

中央部分にボリューマXCを注入し、額に丸みを出すことが可能です。

3：額の全体に丸みを形成

額の広範囲にボリューマXCを注入することで、額全体に丸みを形成することができます。2に比べて注入量は多くなります。

顎

顎にボリューマXCを注入することで、輪郭を形成することができます。ボリューマXCは硬いヒアルロン酸なので、顔全体のバランスを整えることが可能です。

顔は上顔面、中顔面、下顔面と3つに分けることができます。それぞれの比率は1:1:1が黄金比率であるため、ボリューマXCでそれぞれのバランスを綺麗に整えることが可能です。

日本人の顔つきは顎の小さい方が多いです。そのため下顔面、つまり顎の部分にボリューマXCを注入することで、顔全体のバランスを整えることができます。

黄金比率は1:1:1ですが、人それぞれに理想の顔や顎の形がございますので、ボリューマXCを注入する前に事前カウンセリングにて医師が患者様のご要望をヒアリングし、注意事項等をご説明させていただいた上で注入いたします。

フェイスライン

顎と同様にフェイスラインの形成もボリューマXCでは可能です。

フェイスラインを整えることで、顔の印象はとても変わってきます。

元の骨格などから仕上がりには、個人差が出てきます。事前のカウンセリングにて、医師と注入量や仕上がり等をご相談の上、注意事項をご説明させていただきます。ご納得いただいた上で注入をいたします。

ボリューマXC3つのポイント

ポイント1：持続期間が長い

ボリューマXCは、他のヒアルロン酸と比べ持続期間が長いのが特徴です。

通常のヒアルロン酸は分子と分子を繋げる「架橋」という技術を用い、持続期間をコントロールしています。

通常のものと違いボリューマXCは、低分子ヒアルロン酸と高分子ヒアルロン酸を効率良く架橋しているので、より長期間持続することが可能となっています。

製造販売元のテストでは、2年経った後でも効果が67.1%持続しており、今までのヒアルロン酸よりも施術する頻度を少なくできます。

ポイント2：注入直後の状態が続くように作られています

ボリューマXCは弾力性と凝集性に優れています。

弾力性があることで、外部から圧力がかかっても平坦になりにくい性質になっています。

ボリューマXCの凝集性はその場に留まる力が強く、注入直後の状態を長く保てるように作られています。

ボリューマXCは弾力性と凝集性を兼ね備えるように作られています。

ボリューマXCは弾力性を強くすることで、外から力が加わっても平坦になりにくい性質を持っています。

そのためボリューマXCは注入の状態を保ち長期間持続することが可能となっています。

ポイント3：痛みに配慮されています

ボリューマXCの注入時の痛みは少なくて済むように配慮されています。

ボリューマXCのXCの意味は「Extra Comfort」の略称で意味は「さらなる快適」という意味です。 痛みを少なくし、注入時にも痛みが軽減されるよう、ヒアルロン酸の中に麻酔液が入っています。

さらに注入時は超極細の針を使用し、当院医師の工夫された注入方法と麻酔クリームによる相乗効果で痛みの緩和に配慮されています。

自然な仕上がりに

顔の印象が変わったと感じるのは、加齢によりボリュームが減少したことによると言われています。

ただ単にたるみを治療する、シワの線を消す、シワだけを埋めるなど、部分的にケアをしても、平坦な顏だちになってしまいますので、顔全体のバランスを整えて、凹みやくぼみのボリューム補充などの立体的な治療を行うことで、自然な仕上がりになります。