剥削法
ポイント
- 急いで入れ墨を除去できる
- 少ない治療回数で刺青をなくせる
剥削法とは
剥削法は、刺青・タトゥーを含んだ皮膚の表面を削り取る治療です。
大きさや色に関係なく1回で除去する事が出来るため、縫い縮める皮膚がない部分でとにかく早く消したい方におすすめの治療方法です。
刺青があった範囲に傷ができ、新しい皮膚が再生されるまでの間しばらく赤みが続きます。
傷は2ヶ月から3ヶ月かけて火傷跡の様になり、次第に目立たなくなりますが傷が消える事はありません。
剥削法の治療
患部に局所麻酔後、メスでストライプ状に切り込みを入れ、皮膚の真皮層部分を薄く削っていきます。治療後の経過を左右する高度な技術を要する治療です。
削った後は上皮化を促す薬を塗り、厚みのあるガーゼで固定します。
剥削法の特徴
一度で刺青をすべて消したい方に適しています。
一度で消すことができますが、治療後は細めに消毒を行う必要があります。
2ヶ月から3ヶ月かけて徐々に創部乾燥していくため、皮膚の再生・上皮化には時間がかかります。
完全に乾燥するまでには3ヶ月から6ヶ月程度必要です。
また、傷跡は火傷跡の様に残ります。
当院が剥削法をおすすめする理由
- 場所や範囲により切開法が適応しにくい場合でも除去出来ます。
- 少ない治療回数で除去出来ます。
治療の流れ
刺青・タトゥーの大きさを図らせて頂き、状態の写真を撮影
院長による問診
カウンセラーによる治療後の注意事項、料金のご案内
麻酔
治療開始(おおよそ2時間)、クーリング
2日から3日後に消毒
7日後に抜糸
その後おおよそ1ヶ月間通院(消毒)
アフターフォロー
治療当日 |
患部の状態: 処方箋: 清潔: 日常生活: |
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治療後2日から3日後目 |
患部の状態: |
治療後1ヶ月から3ヶ月目 |
患部の状態: |
治療後6ヶ月から1年目 |
患部の状態: |
ご注意
部位・傷の大きさ・緊張のかかり具合等により、傷跡が広がったり、硬結・膨盛・ヒキツレ・陥没・色素沈着・知覚鈍麻等が認められる場合があります。
傷が完全に消えてしまうわけではありません。
剥削法のよくある質問
- Q:治療後の痛みはありますか?
- A:傷口が疼く事がありますが特に大きな痛みはありません。心配な方のために、痛み止めの薬を処方しております。
- Q:治療後の違和感はありますか?
- A:利き腕が治療部位の場合、むくみ等で多少違和感等がでます。時間の経過とともになじみます。
- Q:どの位でジュクジュク感はなくなりますか?
- A:範囲にもよりますが、1ヶ月から3ヶ月位で徐々に乾燥していきます。
剥削法の治療料金
剥削法 | 1mm | 11,000円 |