ロゲインはミノキシジルを主成分とする外用のAGA治療薬です。元は血管拡張剤として開発された薬ですが、その後脱毛症に効果があるとされAGAの治療薬として販売されるようになりました。

ミノキシジルの血管拡張作用により毛乳頭細胞や毛母細胞が活性化されて、細胞分裂が促進し発毛が促進されます。
プロペシアやザガーロとは作用機序が異なり、併用するとより発毛効果を高められます。

2010年に日本皮膚科学会は、5%ロゲインとフィナステリドの治療を男性の標準AGA療法としてガイドラインを作成しています。
ロゲインはAGA治療薬・薄毛・育毛治療薬の基本となる薬剤です。
女性向けには、2%ロゲインが使用されます。

薄毛が気になる箇所に1日2回程度直接塗布し、発毛を促進します。
早い方で3ヵ月程度で効果が表れますが、通常効果が現れるのは6ヶ月後です。
最低3ヶ月の使用を推奨していますが、もし6ヶ月の使用で効果が感じられない場合は、その他の治療を併用することをおすすめします。

ロゲインの有効成分であるミノキシジルは血管を拡張させ頭皮の血行改善し、毛を作る毛母細胞を活性化するため、育毛効果があります。

髪を失ってからの期間が長い方や髪の活性細胞が残っていない方には、ロゲインの効果が見られない場合があります。