鼻プロテーゼ除去
ポイント
- プロテーゼの形や高さを変えられる
- プロテーゼがズレてしまったり、変形してきたものを修正できる
鼻プロテーゼ除去について
鼻プロテーゼ除去とは、挿入したプロテーゼを取り出し鼻を元の状態に戻す治療です。
形が気に入らない等の理由で取り出し、抜去されるかはご自身での判断となりますが、
痛み・熱・赤み・白っぽさ等がある場合はすぐに取り出す必要があります。
また石灰化といって体液中のカルシウムイオン等がプロテーゼに含まれる物質と反応して、
カルシウム塩となって固形物になってしまう場合もありますので注意が必要です。
鼻プロテーゼを抜く治療は、入れる治療と比べるとシンプルでその後の腫れも少なくて済みます。
鼻の穴の中を数ミリ切開して引き出すので、治療跡が人目に触れることも殆どありません。
鼻プロテーゼ除去の判断
プロテーゼは人工軟骨なので、鼻の形や大きさに合っていないと様々なトラブルの原因になります。
炎症や鼻の変形が主な症状となり、その他の病気にも発展する場合があります。
鼻は顔の中心に位置する目立つパーツなので、少しでも違和感を覚えたら早めの治療をおすすめしております。他院で治療をされてお悩みの方でも、適切に修正治療をいたしますのでお気軽にご相談ください。
鼻の変化について
どの様なプロテーゼでも除去後は鼻が低くなってしまいます。そして長期間のプロテーゼ挿入によって鼻骨の吸収や周囲の骨へ影響を及ぼしている場合があります。
一般にプロテーゼ抜去後の鼻は平坦化し鼻先もプロテーゼによる形が無くなるため、抜去後は丸くなります。
当院が鼻プロテーゼ除去をおすすめする理由
- 他院で入れたが満足していないものをやり直せる
- 痛みや赤みが出てきてしまった鼻を改善できる
治療の流れ
院長による問診
カウンセラーによる注意事項説明、料金のご案内
麻酔
治療(おおよそ1時間から1時間半)
クーリング(おおよそ30分)後ご帰宅
3日後消毒
※吸収糸を使用しますので、抜糸の必要はありません。
アフターフォロー
治療当日 |
患部の状態: 処方箋: 清潔: 日常生活: 注意事項: |
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ご注意
癒着等によりプロテーゼが取り切れない場合があります。
また、除去をしても必ずしも元の状態になるわけではないことをご承知ください。
元々の左右差がありますので、治療後も左右差がなくなるわけではありません。
治療後個人差はありますが、皮膚の陥没や赤み色素沈着や汗腺状態や違和感等が続くことがあります。
鼻プロテーゼ除去のよくある質問
- Q:プロテーゼを抜いた後、鼻はへこんでしまいますか?
- A:鼻先の皮膚が薄くなっている場合へこみますが、鼻筋はどんなに皮膚が薄くなっていてもへこむことはありません。
- Q:長い期間プロテーゼを入れていて、石灰化が進んでいる場合は抜いたほうがいいですか?
- A:石灰化が進むとその箇所が凸凹に見えたりします。その場合はプロテーゼを抜去するか、新しいプロテーゼに入れ換えます。 レントゲンでどの程度石灰化しているか分かりますのでご相談ください。
- Q:感染を起こしたら必ず抜かなくてはなりませんか?また、抜いた場合どのくらいの期間をおけば再手術出来ますか?
- A:必ず抜かなければなりません。 抜かずに何ヶ月も放置していると、抜いた後に鼻先がへこんだり鼻先が上に向いたりします。また、それを修正する治療も必要になってしまいます。抜去した後は3ヶ月から6ヶ月くらい開ければ再手術が可能です。
鼻プロテーゼ除去の治療料金(税込)
鼻プロテーゼ除去 | 165,000円 |