パースピレックス
ポイント
- 注射や切開等の必要がない
- 汗や臭いが気になるときに使える
- ご自宅で手軽にケアできる
パースピレックスについて
パースピレックスは長時間持続型の制汗剤です。
汗の臭いは、汗が皮膚表面に存在する細菌と反応・分解することによって生じます。
デオドラント剤の大半は汗を止めるものではなく、別の香りで臭いを隠す・殺菌成分で臭いの発生を抑えるものが殆どです。
それに対し、パースピレックスは汗腺の開口部に一時的な栓を形成することで汗の分泌を物理的に抑制します。この栓は3日から5日程残りその期間効果が継続し、自然に消退します。
パースピレックスの効果
パースピレックスは市販のデオドラント剤や制汗剤とは作用が異なります。
効果が長く、1回の使用で3日から5日間汗の悩みから開放されます。
市販の制汗剤では抑制が難しかった、手の平や足の裏の汗にも効果的です。
また、香料不使用でアレルギーのリスクを最小限に抑えられた処方なので、肌の弱い方でもご使用いただけます。衣類への色移りや白い筋が残ることも殆どありません。
パースピレックスの効果が高い理由
塩化アルミニウムが汗腺内の水と反応し、水酸化塩化アルミニウムを産生します。
これが皮膚上層の細胞のケラチンと一緒になって汗腺内に栓を形成します。
この反応中に副産物である塩酸が生成されます。皮膚が弱い場合、塩酸で刺激や疼痛を引き起こす場合がましたが溶液に乳酸成分を添加することによって(特許取得)この問題を解消しました。
塩酸が乳酸成分と反応することにより、塩酸が消退して刺激が軽減されると同時に、制汗作用が促進します。乳酸はNMF成分(天然保湿因子)として知られる保湿剤です。
当院がパースピレックスをおすすめする理由
- 医療先進国デンマーク発のデオトラントです。
- 汗のニオイではなく、発汗そのものを抑える特許処方の制汗剤です。
- 一塗で3日から5日間効果が持続します。
使用方法
就寝前に脇の下に2往復塗布します。
望む効果が得られるまで(通常1週間以内)毎晩使用して下さい。
※敏感肌の場合は、1日おきに2週間塗布します。
その後は週2から3回、または必要に応じて塗布してください。
塗布した翌朝は、石鹸と水で洗い流します。塗り直しはしないでください
ご注意
よく乾いた、傷のない皮膚に使用してください。
塗布後は塗布部位が完全に乾くまでは衣類を着用しないでください
塗布前に、扇風機またはヘアードライヤーで皮膚を乾かしてください。
パースピレックスのよくある質問
- Q:効果はどのくらい続きますか?
- A:市販の制汗剤は、汗や服との摩擦ですぐにとれてしまい効果は長くても一日ですが、パースピレックスの制汗効果は角栓がターンオーバーで排出されるまでの間(3日から5日間)持続します。
- Q:パースピレックス自体に匂いはありますか?
- 無香料なので制汗剤の臭いが気になる方もご利用いただけます。
- Q:衣類への色移りはありますか?
- A:パースピレックスは衣類への色移りや白い筋が残ることがありません。大切なお洋服を着られる際も気にせずご使用いただけます。