乳房拳上(縮小)
ポイント
- 垂れたバストをもとにもどせる
- ハリのある若々しいバストになれる
- 憧れの上向きのスッキリとしたバストになれる
乳房拳上(縮小)について
ピンと張った若々しい乳房は年齢とともに垂れてしまいます。
乳房の張りを維持する役割を果たすクーパー靭帯という組織が乳腺のなかにあります。 このクーパー靭帯は加齢により伸びて弱くなり、乳房の重さを支えきれなくなっていきます。これに加えて、比較的固い構造である乳腺も、脂肪のように柔らかくなり、さらに皮膚も徐々に伸びるので乳房の下垂は起きてしまいます。
もともとの乳房のサイズが大きかったり、妊娠・出産を経験されると、下垂の程度もより大きくなります。 乳房挙上術は、この下垂した乳房を若々しい張りのある乳房に戻す治療法です。
乳房縮小も行うことが可能です。
乳房拳上では、大きすぎる乳房のバランスを整える乳房縮小も可能です。乳房肥大の原因は、遺伝によるものや産まれつきによるものですが大きすぎて悩む方も多く、肩凝り・乳房下縁部の慢性皮膚炎の原因になる場合があります。
乳房の大きさがある場合は、授乳や加齢により下垂してしまう「乳房下垂」になる可能性が非常に高く、乳房を小さくする治療と同時に乳頭・乳輪の位置を若い頃の様なバランス良い高さに整える事が出来ます。大きさや下垂の度合いも様々であり、症状に合った治療法により改善する事が可能です。
乳房挙上の治療方法
【乳房吊り上げ術】
乳輪の円周部の余分な皮膚をドーナツ型に切除し、バストの上方で縫合し、下垂したバストの形と乳輪乳頭の位置を整える方法です。バストの大きさを変えることなく全体に張りを持たせて、バストアップできる方法です。
【乳輪吊り上げ術】
乳輪の上部を三日月型に切開し、上方へ移動させる方法です。こちらもバストの大きさは変えず乳輪乳頭の位置のみを修正します。
当院が乳房拳上(縮小)をおすすめする理由
- 加齢や授乳によって垂れ下がってしまったバストを復元出来ます。
- バストが大きくて悩んでいる方は同時に小さくすることも出来ます。
治療の流れ
院長による問診
カウンセラーによる注意事項説明、料金のご案内
デザイン
麻酔
治療(おおよそ4時間半から5時間)※大きさにより変動あり
クーリング(おおよそ30分)後ご帰宅
3日から4日後消毒
7日後抜糸
アフターフォロー
治療当日 |
患部の状態: 処方箋: 日常生活: 【ドレーンが必要な方】 |
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治療後3日から4日目 |
患部の状態: 清潔: |
治療後7日目 |
患部の状況: 注意点: |
治療後1ヶ月目 |
患部の状況: |
副作用
極稀に治療部位の血液貯留(血腫)、感染が起こる場合があります。
治療部位の熱感・痛み・赤み・腫れ・発熱等が続く場合は、必ずご連絡ください。
切開創が大きくなり、乳輪・乳頭の血流障害や皮膚の壊死が起こる場合があります。
乳輪・乳頭、皮膚の変色が見られる場合は、早めに当院の診察をお受けください。
※妊娠の可能性がある場合は、治療の内容によってはお受け出来ない場合もありますので、必ず医師にご相談ください。
ご注意
経過によって抜糸後も経過観察のために、ご来院が必要な場合があります。
一度で縮小出来る程度には限度があります。
また一度で切除できず、何回かに分けて切除することもあります。
元々の生理的な左右差がありますので、治療後左右全く同じ状態になるわけではありません。
抜糸後、なるべく2ヶ月から3ヶ月は患部を圧迫バンド等で固定してください。
また、傷の保護・赤み・盛り上がりを予防するため、茶色のテープを2ヶ月から3ヶ月程度交換して頂きます。
乳房拳上(縮小)のよくある質問
- Q:乳房挙上治療後の日常生活に制限はありますか?
- A:バストを濡らさなければ、治療当日よりシャワーは可能です。入浴は抜糸後からです。飲酒は1週間後から可能です。性行為等でバストを刺激できるのは治療後2週間からです。
- Q:治療後も授乳は出来ますか?
- A:治療後は授乳への影響は殆どありませんので、通常通り授乳出来ます。
- Q: 治療後、バストの感覚が鈍くなることはありますか?
- A:治療後に、バストの感覚が鈍くなるとことは殆どありません。
乳房拳上(縮小)の治療料金
乳房挙上(縮小) | 状態により異なります。別途麻酔代 | 880,000円~ 1,320,000円 |
主なリスク・副作用・注意事項
施術時間 | 120分 |
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麻酔 | 局所麻酔 |
副作用リスク |
出血・感染・血腫等 治療後、大きな口を開けにくくなったり若干口唇のしびれが出る場合があります。 傷は目立たなくなっていきますが、全く消えてなくなるわけではありません。 |
ダウンタイム | 4週間程度 |
入院 | なし |
通院 |
2~3回 治療後、3~4日後に固定除去、7日後と14日後に分けて抜糸を行いますが、経過により延びる場合があります。 固定等を外したり、緩めたりしないでください。 |
術後の状態 |
・治療周辺に内出血が出る場合がありますが、徐々に落ち着いてきます。 ・傷の赤みは徐々に落ち着いてきますが、傷が消えてしまうわけではありません。 ・傷の保護・赤み・盛り上がりを予防する為、茶色いテープを1週間毎に2~3ヶ月程度交換してください。 ・傷の赤みのある時期は紫外線にあたらないように外出時は日焼け止め等で治療部位を保護してください。 ・稀にですがケロイド体質の人は傷がケロイドになる事があります。 |
術後の生活 |
・メイク、洗顔は当日より可能です。 ・シャワーは治療部位を濡らさなければ当日より可能です。 抜糸後から治療部位を濡らす事が出来ます。 ・長時間の入浴は出血や腫れの原因になるので1週間お控えください。 ・飲酒は出血や腫れの原因となりますので1週間ほどお控えください。 |
注意事項 |
・治療後、乳房・乳頭・乳輪の大きさ・形状や感覚の変化が起こります。 ・乳頭や乳輪等の皮膚壊死する場合があります。 ・もともとの左右差、及び生理的な左右差がありますので術後左右全く同じ状態になるとは限りませんのでご理解ください。 |