額や目尻にできてしまうしわの多くが、笑ったり怒ったりした時に表情筋が動くことで作られます。
本来この表情じわは、表情の変化に伴って自然と消えますが加齢と共に消えにくくなります。
その原因が、肌の弾力を作りだすコラーゲンが減少してしまうからです。
そのため、年齢と共に表情じわが消えにくくなる傾向にあります。

注入治療は、表情筋の働きを弱め表情筋を目立たなくする治療です。

菌から抽出されるタンパク質の一種で患部に注入する事で筋肉の緊張を和らげリラックスした状態にします。
本来は顔面チック症のような筋肉の緊張等で起きる痙攣を抑えるために使用されていましたが、
筋肉の動きによって形成されるしわを抑えることが出来ることが分かり、美容医療業界で使用されるようになりました。

注入治療の効果は、注入後2日から3日程経った頃から少しずつ実感できるようになります。
さらに1週間が過ぎた頃には、気になるしわも全く目立たなります。

治療の効果は半永久的に持続せず、効果が無くなるのが平均して約4ヶ月間とされています。

効果が弱まる頃に注入を繰り返すことで、持続期間が長くなります。